HOME > お知らせ
連棟住宅(テラスハウス)とは?切り離しは可能?
連棟住宅は昔でいう長屋のような建物で、テラスハウスとタウンハウスの2種類に分かれます。外観上では区別ができないため混同されることが多い物件ですが、違いがあります。
敷地を分筆して各住戸が単独で所有権を持つものをテラスハウス、一つの敷地を共有しているものをタウンハウスと呼ぶことが多いです。
どちらも玄関は世帯ごとに設けられているため、プライバシーを確保しながら生活することができます。集合住宅でありながら、一戸建てのような住環境で暮らせるのが連棟住宅の魅力です。
なお連棟住宅の場合、建物全体を一戸として建築されているため、勝手に切り離して単独で建て替えることはできません。建物全体の所有者が一人であれば特に問題ありませんが、複数人が所有権を持っている場合には住人全員の許可が必要になるため、解体・切り離し、売却にあたって問題が生じることが多い物件です。リフォームもしづらく、耐震基準を満たしていないなどの条件が重なると、売却が難しくなる場合もあります。しかし、連棟住宅は、投資家や不動産会社がまとめて買取をすることがほとんどです。不動産会社による連棟買取であれば、引き渡し後にトラブルが発生することもないため、安心して売却を依頼することができます。